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​SABER TIGER 

SABER TIGERに対する興味が日増しに増していくなか、すばらしい情報を入手する。
友人からのサーベルLIVE情報である。
これは、LIVEの1ヶ月くらい前に友人が新聞で見つけたらしく教えてくれた。
考えるまでもなく、行くことにし、すぐにチケットを購入しにチケットピアへ向かった。
このLIVEはサーベルの久々のLIVEで、SPECIAL GUESTでCMも参加するという。
当時、考えられる最高のカップリングでLIVE当日が非常に待ち遠しかった。
しかも、サーベルの久々のLIVEが名古屋から始まるという感激ものであった。
その時のサーベルのLIVEで1番楽しみだったのが、木下さんを見ることができるということもあった。
伝説のギタリストのような存在で、LIVEで見る前は、孤高の人・近寄りがたい人というイメージだった為、
期待と不安が入り交じっていた。
(今では、すっかりイメージも変わりました。とてもすばらしい人です。)

LIVE当日は、確か同じ名古屋でHALFORDのLIVEがあり、客の入りは厳しいものがあったが、
僕の中ではHALFORDのLIVEはまったくのOUT OF SIGHTだった。

CMの演奏が終わり、いよいよサーベルの出番が来た。
SEは、その時は知らなかったが「RISE2001」。
LIVEへの緊張感を高めるのにふさわしい曲だ。
RISE2001が流れている間に、メンバーが次々とステージへ
ベースのポンチさんは、このLIVEがサーベルでの初LIVEだ。
RISE2001が終わるころ、アニキが登場。とても気合が入っている様子だ。
SEが終わるとアニキの雄叫び「ダーーーーーーー」で幕を明け、演奏されたのは「UNTILL THE END」。
この時は、デモテープに入っている曲だとしらなかったため、最初から新曲だーと興奮していた。
1曲目からアニキの歌声はすさまじく、DDのLIVEの時が調子が悪かったのがよくわかった。
本当に凄いボーカリストだ。この凄さは、LIVEで生歌を聴かないと絶対にわからないと思います。
2曲目は「BELIEVE IN YOURSELF」。サーベルの中では、POPな曲調の曲だ。
そのあともBRAIN DRAIN、PROJECT ONEからの曲に加えて、新曲も披露。
「BECAUSE OF MY TEARS」は、凶獣伝説ツアーではどの会場でも演奏されることがなかったが、
この日は演奏されていた。
「METAL RIDER98」も今となっては、この時に聴いたのが最後となってしまった。
(北海道の凶獣伝説LIVEで封印されたらしい。)
すばらしいLIVEであったのは言うまでもなく、このLIVEがきっかけでSABER FANCLUB入会と
インターネットの世界へと足を踏み入れることになった。(SABERのホームページを見るために)

その後、SABERの世界へすこしづつ入っていくのだが、
SABERの存在が自分の中で唯一無二となったのが新譜の発売だ。
発売前から、ホームページを見たりして、期待は日増しに高まっていたが、
ホームページに書かれていた「これを聴いて死ね」といったことなどは、言いすぎだろうと思っていた。
(まだ発売前で、この時点でアルバムは聴いてません)
アルバムの発売前から、アニキのソロアルバムのシングルCDで「BECAUSE OF MY TEARS」や
VAPのホームページから「VAGUE BLESS YOU」をダウンロードして聴いていたので、
いいアルバムだろうと期待はしていたが、まさかこんなに凄いアルバムだとは思はなかった。
発売日前から、当日には絶対聴きたかったので、自宅の近所のCDショップを回った。
正直、メジャーからの発売だから大丈夫だろうと安心していた。
ところが、CDショップで予約をしようと思ったら、意外な反応。
予約しても当日入るかどうかわからないという。
あるCDショップでは、SABER TIGERだといっているのに
「横須賀SAVER TIGERのことですね」と何度聞いてもわかってもらえなかった。
(レコード会社はVAPですか?と聞いてもそうだと言っていた。)
そのCDショップのコンピューターの検索項目が間違って登録されていたようだった。
あきらめつつも、ここなら絶対あるはずだというところに電話をした。
「SABER TIGERの新譜、入荷しますよね?」
それに対して、「前日には入荷しますよ」と力強いお言葉が返ってきた。
すぐに予約をして、発売日前日を待った。
当日は仕事だったが、昼飯をさっと食べDISK HEAVENへと急いだ。
店に入ると、 おーーー 山積みになってる。名前をつげて、即購入。
車へと急いだ。
ついにこの瞬間がきた。CDをカーステにセット。「RISE2001」が流れる。
荘厳なギターの音が鳴り響く。アルバムへの期待が否が応でも高まってくる。そして、アニキの雄叫びが、
「ウォーーーーーーーーーーーーーーー」
車いっぱいに鳴り響く叫び声に続き、ギターの音が炸裂する。
「VAGUE BLESS YOU」だ。
VAPのホームページでダウンロードして聴いていたが、やはりCDの方が格段に音も良い。
御大、アニキ、イソ、ポンチさんの4人が作り出すSABERの音の世界だ。
最初の曲から、本当に凄すぎです。
新生SABERの幕開けに相応しい、最高の曲だ。
3曲目が、「SMALL BOX」。凄まじいギターのリフから始まる凄まじい重低音のナンバーだ。
まるで重戦車の如く、迫り来る音の嵐。アニキのドスのきいたボーカルも冴え渡る。
サビの部分のベースラインが、メチャメチャかっこいい。こんな凄いベースを聴いた事がないくらい。
もの凄いグルーブというか、ベースが唸るというか。最高のベースラインだ。
4曲目が、「LIVE ON FAST」。出だしのギターのリフが最高にかっこいいナンバーだ。
アニキの迫力あるボーカルが、これまた凄い。畳み掛ける様なギターソロもすばらしい。
5曲目が、「ETERNAL LOOP<RED>」だ。ハードバラードの曲で、本来は1曲だったものが、
2曲に分けて収録されたものだ。ギターの荘厳な音が、鳴り響く。

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