音を聴く前から、とても楽しみにしていた。
CDが出る前は、島　紀史のプロジェクトにサーベルタイガーのボーカル下山　武徳が参加したプロジェクトと

いった意味合いだったが、今では完全に一つのBANDといってよいだろう。

ちょっと前は、島さんも下山さんも２つのBANDをかけもちするなんて大丈夫だろうかと思った時もあったが、

２人をはじめ他のメンバーもそれぞれのBANDに対して真剣に全力で取り組んでおり、心配は無用である。
１stCDを最初に聴いた時は、いまほどカッコイイとは思わなかったが、

何回か聴くうちにスッカリはまってしまった。

特に1曲目の「THE　LONG　WAY　ROAD」は、DDの曲の中でも1番好きな曲だ。

イソのドラムが最高にカッコイイ。２曲目の「PANDORA`S　BOX」も最高だし、

3曲目の「THE　ENEMY」はとても感慨深い曲で、特にギターソロ前のアニキの歌唱とギターソロがもの凄い。
４曲目の「DEEP　BLUE　SKY」はピアノのバラード曲で、

５曲目の「PRIMITIVE　LIFE」は疾走感あふれるリズミカルなナンバーだ。
６曲目の「INNER　VOICE」はアニキのソロにもはいっているがいい曲だ。
７曲目の「TOO　YOUNG　AND　VANE」もアニキソロに入っており、アニキならではの歌といった感じだ。
８曲目の「LOOK　AT　YOUR　FACE」では、アニキのパワフルな歌唱が堪能できる。
９曲目「LEAVE　AS　IT　IS　NOW」は、LIVEで聴けなかった唯一の曲だ。
１０曲目「RAISE　YOUR　FIST」は島さんの疾走するギターとアニキのボーカルがかけあう

最高のスピードチューンだ。

DDをより好きになったのは、いうまでもなくLIVEを見てからで、LIVEを見て最初に思ったのが
ドラマー礒田　良雄のカッコよさだ。
過去にLIVEに行っていきなりドラマーを見てカッコイイと思ったことは記憶がない。
しかし、礒田　良雄のプレイを見た瞬間からトリコになってしまった。
リズムの正確さやパワーなどは言うまでもなく、ドラムを叩く姿がメチャクチャかっこいいのだ。
雑誌の記事などで、「ドラムの礒田もすごいんだ。」といったものがあったが、本当にその通りだった。
島さんが凄いのは言うまでもないが、アニキも当日　調子が悪かったらしいが、

それでもそんじょそこらのボーカリストでは太刀打ちできないだろうといった感じだった。

このときのLIVEで楽しみだったひとつが、島さんが弾くサーベルの曲と、アニキの歌うCMの曲だった。
サーベルは久しくLIVEをやっていなかった為、DDでやってくれると期待していた。
サーベルの曲をLIVEで聴くのは初めてだったが、最初に聴いたのはDDが演奏するTWO　DEMENTIONAL　SKY、METAL　RIDER９８だった。DDの演奏するサーベルも最高にカッコよかったです。
アニキの歌うCMの曲は、何と言ってもTIME　TO　DIEが印象的だった。

この曲は、もともと島さんがアニキのボーカルを前提に書いた曲ということで最高だった。

DDの２ndにもリアルバージョンとして収録されており、この時のLIVE以来、CMのLIVEでは演奏されていない。
 

２００１．８．６　ＤＯＵＢＬＥ　ＤＥＡＬＥＲ　ＬＩＶＥ　ａｔ　名古屋ボトムライン