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BLINDMAN LIVE at 名古屋ハートランド 2002.06.02(日)

待ちに待ったツアーだった。

新譜の「TURNING BACK」の出来が最高にすばらしかっただけに、

LIVEへの期待も非常に高かった。

しかも、先月にSABERのLIVEを体感しており、

BLINDMANがどんなLIVEを見せてくれるのかワクワクしていました。

当日は、対バンもSCREAM ANGERと大阪のブル-スロックバンド

で良かっただけに会場の雰囲気も最高の状態でBLINDMANのLIVEへ

繋がっていきました。


期待を高めさせるSEが会場内に鳴り響く。

SEが名古屋で流れたのは初めてではないだろうか?

否が応でも気持ちが高ぶってくる。

観客も、BLINDMANが出てくるのを、

いまかいまかと手拍手で待ち構える。

SEが流れている間にメンバーが次々と登場。


そしてSEが終わるとともに、1曲目「TURNING BACK」へ。

予想通り、期待通りの曲でLIVEの幕が上がる。

アルバムで聴いていた時から、かっこよくてすばらしい曲だと

思っていましたが、やはりLIVEで見るのが最高だ。

最初のギターのリフから最高に心地よく、兄ぃの歌も文句ナシ。

バンドの今回のツアーへの思いが伝わってくる。

中達さんの情熱的なギターソロも胸に響きました。

中達さんのギターソロは、本当に芸術的でまさにアート。

余韻に浸る間もなく、戸田さんの存在感あるベースが

会場に鳴り響く。


戸田さんのベースで始まるといえば、

2曲目はもちろん「PLAY THE GAME」。

戸田さんのベースがフューチャーされた曲だ。

やはり戸田さんのベース、最高です。

抜群のリズム感に、粒のそろった音、グルーブ感ももちろん抜群だ。

中達さんの感情が爆発するようなギターソロ、しびれました。

曲が終わると最初のMCへ。


「こんばんは名古屋、元気ですかー」の一言から、

「待ってたかー」と続き、幕が開いて出てきたときに会場を見て、

あまりの観客の多さに引いてしまったそうです。

「こんなにたくさんの人が集まってくれると思わなかったので、

のっけから飛ばしてしまいました。」

「既に事が済んでしまったような状態です」と笑いを誘う。

名古屋がHOTな場所と再認識され、

新譜の売れ行きも好調との報告がありました。

名古屋でもワンマンができるように頑張りますと嬉しいお話も。

ワンマンLIVE、絶対に実現して欲しいです。


MCで盛り上がりつつ、3曲目「Why Did You Come Back?」。

健之助さんのキーボードが会場に鳴り響く。

観客が手拍子で曲を迎え入れる。

いつも通りのすばらしい演奏で、

サビの部分のコーラスもばっちりでした。

ギターソロの後半のブレイクも絶妙で、

中達さんのギターと観客の叫びが凄かったです。

曲が終わると、ルイスさんのドラムで4曲目

「STARTING TO BE OVER」へ。

ブルージィーなナンバーで、聴き入ってました。

ボーカル・ギター・キーボード・ベース・ドラムと、

アレンジが絶妙な曲で、どのパートも出すぎず、

それぞれのパートがいい感じでまとまってました。


そして、間髪入れず5曲目「STAY...」へ。

今回のアルバムで一番最初に聴く事ができた曲だ。

インターネットと、前回のLIVEで。

非常にBLINDMANらしい曲で、

個人的には「GAZE INTO YOUR EYES」に通じるものがあり、

今後のBLINDMANの代表曲のひとつになるであろう曲だ。

コーラスも気合が入っており、アルバムも良いが、

やはりLIVEが一番だ。曲が終わると2回目のMCへ。


先月のTV・ラジオのエンディングで「TURNING BACK」

が流れたという話があり、兄ぃと健之助さんがラジオに出た

という話に続き、健之助さんコーナーへ。

ツアー中、熱があり体調が悪かったそうで、会場の熱気で熱が

ぶり返しそうだというMCがありました。(兄ぃにつっこまれつつ)

再び兄ぃのMCで、「名古屋次はいつ来れるかわからないので、

しっかりみんなの顔を覚えて帰るので、しっかりアピールしなさい。」

から6曲目の「The touch of gray」へ。


激しく熱い曲に、会場も一気にヒートアップ。

そして会場を凄まじい熱気に包みこんだ直後に静寂が訪れ、

キーボードと、兄ぃの歌が。

次にきた曲が、7曲目の「Being Human」でした。

名古屋でこの曲を聴くのは初めてで、BLINDMANを初めて見た

大阪でのLIVE以来でした。

BLINDMANをLIVEで初めて見た時の思いが蘇り、

非常に感慨深いものがありました。

兄ぃのすばらしく感情のこめられた歌が会場に響き渡る。

中達さんのコーラスもすばらしかったです。

観客もステージに釘づけで、

すばらしい感動的な演奏に聴き入ってました。

本当にすばらしいバラードだ。兄ぃの凄さを改めて実感。

中達さんのギターも、最高に良かったです。

泣きのギター、ギターがおもいっきり歌ってました。


そして、間髪入れず次の曲へ。兄ぃの「TOPまで行くぞー」で、

8曲目の「The Way to the Hill」へ。

激しい曲・壮大なバラードに続き、再び激しく熱い曲へ。

再び会場が一気にヒートアップ。

曲が終わると再びMCへ。


ツアー限定アイテムの紹介へ。メンバーのサイン付のポスター、

缶バッチ、CD、ビデオの宣伝がありました。

そして残念なお知らせが。

「今日は申し訳ない、あと2曲で帰らないといけません。」

これには会場から「えーーー」の声が一斉に上がる。

「もっとやりたいけど、その分真っ白になろうじゃありませんか

皆さん?」会場の反応に、

兄ぃが別の意味で「真っ白」になってました。


「そういうことじゃなくて、燃え尽きろということだ」

「ハートに火をつけるのにライターはいらない、

魂に火をつけるのにマッチはいらない、

ここにあるのは根性だけだ。かかって来い名古屋!」

というすばらしいMCに続き、9曲目「...in the dark」へ。

観客の手拍子が会場に響き渡る。


そして本編ラストソングの10曲目「Living A Lie」へ。

最高にかっこいい曲が会場に響き渡る。

本当にいつ聴いても最高にすばらしいナンバーだ。

ギターソロ前の観客の叫びも凄かったです。

中達さんの情熱的で激しいギターソロも、もちろん最高でした。

演奏が終わるとメンバーがステージを後に。


当然、観客もこれで納まることもなく、激しいBLINDMANコールが。

その熱い声に応え、メンバーが再びステージへ。

ルイスさんの熱いMCに続き、兄ぃのMCへ。

「ここのところ、色んなところでLIVEやってるけど毎回良いLIVEが

できて気持ちがいいんだけど、名古屋で今までで一番良いLIVEが

できた気がする。本当にありがとう。」

「俺たちの意思では決められないが、できれば次はここでワンマン

がやりたいなー」に続き、熱い曲、

11曲目のアンコール曲「Prison Of My Mind」へ。

かっこいいリフが会場に鳴り響く。

中達さんのコーラスも非常に気合が入っていました。

曲が終わると、メンバーが再びステージを後に。


再び熱いBLINDMANコールが会場に鳴り響く。

その熱い声に応えて、再びメンバーが登場。

兄ぃから嬉しいお知らせがありました。

LIVEハウスからワンマンのOKが出たということでした。

「最後だから切れるぞー、I`m falling down」で、

12曲目のアンコール曲「I`m falling down」へ。

LIVEで聴くのは2度目だが、本当にLIVE映えのするすばらしい曲だ。

演奏が終わったあと、メンバー・一同ステージに並び

肩をがっちり組んでの挨拶がありました。

全12曲のすばらしいLIVEの幕が閉じました。


ここから感想を書きます。

今回のLIVE、観客も若者や男性が増えていたと思います。

今までのBLINDMANのLIVEは、

どちらかというと女性が多かったのですが、

これは新しいファンが着実に増えている表れでしょう。

曲数は12曲で、決して多いとは言えませんが、

内容は非常にすばらしい大満足のLIVEでした。

次の名古屋LIVEは、ワンマンも確約され非常に楽しみで、

全国ワンマンツアーLIVEの実現も

遠い日ではないだろうと感じられました。


中達さんのギターも、本当に最高ですばらしかった。

藤本 泰司さん・木下 昭仁さん・中村 達也さんの3人が、

現在自分の中での3大ギタリストであるだけに、感激でした。

自分の中で、BLINDMANはSABER TIGERと共に

本当に大好きな別格のバンドです。

この2バンドには、ぜひともシーンの先頭に立って

シーンを作って欲しいです。

そういう状況が訪れて欲しいと願っています。

今回のLIVEを見て、メンバーがお互いを信頼して全力でLIVEをする

ということのすばらしさを実感しました。

そして、ボーカリストが凄いバンドはやはり違うと。


自分の中では、現在のメジャーの中で、

SABERのアニキと兄ぃは別格の存在で、

インディーズではKILLER ELITEの千田さんと

SCREAM ANGERのDIEさんの存在は別格で、

彼らの存在がバンドをより魅力的にしていると言って

過言ではないと思ってます。

KILLER ELITEには、ぜひとも広島以外でもLIVEをやって欲しいです。

話がそれましたが、次の大阪ワンマンLIVE、非常に楽しみです。



4th Album 『Turning back』 01. TURNING BACK 02. WITHOUT A WORD 03. STAY… 04. IN THE WIND TO FLOW 05. PLAY THE GAME 06. THE BED OF NAILS 07. STARTING TO BE OVER 08. LOSING MY SANITY 09. DON’T TELL LIES 10. THE OCEAN 11. SEARCHING FOR WHAT?

KING RECORDS KICS-951 / 税込3,000円

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