HARD GEAR LIVE at 名古屋ﾐｭｰｼﾞｯｸﾌｧｰﾑ 2002.02.18（月）

HARD　GEARのマキシ・シングル発売記念LIVEで、

約２年ぶりの名古屋LIVEであった。

自分がLIVEに参戦するのは初めてで、

音源もLIVE参戦前の時点ではマキシ・シングルを

持っているのみであった。

マキシ・シングルのかっこよさからして、

LIVEが非常に楽しみであった。

当日は５バンドの出演でHARD　GEARの出番は３番目。

会場内にはRATTの曲が流れており、とてもなつかしかった。

洋楽で1番最初に好きになったバンドが、何を隠そうRATTだった。

セッティングが完了し、いよいよHARD　GEARの出番が。

待ちに待った瞬間だ。

マシーンさんのギターの音が会場に鳴り響き、演奏がスタート。

1曲目はもちろん、「INFINITY」。

マキシ・シングル1曲目のテンポの良い疾走チューンだ。

期待通りのLIVEの幕開けに、最初から首も振りまくる。

かっこいいリフにギターソロ、最高です。

曲が終わると、2曲目「STROLLER」へ。

マキシ・シングル通りの曲順だ。

エッジの効いたリフにキレの良いリズムの曲だ。

ドスの効いたコーラスもばっちり決まり、いっしょに叫んでました。

曲が終わると最初のMCへ。

トオルさんの「オーライ、俺達が札幌から来たHARD　GEARだー」

で始まり、

「今日は最後までみんなに頑張ってもらうぞー」と続き、

マキシ・シングルの宣伝がありました。

そして、3曲目「DIVE INTO HARD GROUND!」へ。

この曲を聴くのは、この時がもちろん初めてでしたが、

聴いた瞬間からきました。

ギターのハーモニクスもかっこいいですし、

何と言ってもメロディがすばらしい。

ギターソロ前の盛り上がりかたもいいですし、

緩急自在のギターソロも凄かったです。

曲が終わると再びMCへ。

「名古屋はあいかわらず元気がいいなー」で始まり、

悲しいお知らせが、

「時のたつのは早いもので、残り２曲となってしまいました。」

これには会場から「エーーーー」の声が。

「もっともっと一杯聴きたい人は、CDを買うか札幌に来い。」

に続き嬉しい一言が。「とかいいながら、また夏にくるんだけどな」

絶対に来て下さい。楽しみにお待ちしております。

そして、4曲目「VANISHED LINE」へ。

切れ味鋭いリフの曲で、歌のバッキングのギターが

とても心地よい曲でした。

曲が終わると、間髪入れずに5曲目の本編ラストの曲

「FINAL CRISIS」へ。

ハイスピードの疾走チューンで、

会場のテンションも一気にヒートアップ。

絶妙なタイミングで入ってくるコーラスが良かったです。

曲が終わると、惜しまれつつもメンバーがステージを後に。

LIVEハウスの予定では、これで終わり？と思われましたが

（幕も閉じ、BGMが流れる）

会場のファンが黙っていませんでした。

誰もがHARD GEARがまた再びステージに現れてくれることを信じ、

熱い声援を送った結果、アンコールが実現。

メンバーが再びステージへ。

この時は、本当にメチャメチャ嬉しかったです。

トオルさんの「オーライ、名古屋最高だぜー」

「皆さんの最高のすばらしい声を聴かせて下さい。」

で６曲目のアンコール曲「LIAR」へ。

キレの良いリズムとギターのリフが会場一杯に響き渡る。

曲が終わり、最後にトオルさんの拳とタッチできました。

感激のうちに最高のLIVEが幕を閉じました。

ここから全体の感想を書きます。

トオルさんのドスの効いたボーカルに、

マシーンさんのキレの良いメロディアスなギター、

シュウイチさんのグルーブ感溢れるベースに、

キレの良いヨシノブさんのドラム、

4人のすばらしいミュージシャンが一体となって襲いかかってきて、

バンドとして非常にかっこ良かったです。

ステージングも絶妙で、非常にバランスが良かったです。

今後の活躍に非常に期待がもてるすばらしいＬＩＶＥでした。

マキシ・シングルのレビューではありませんが、

次にメジャーへ行くのは

「HARD　GEAR」と思わずにはいられませんでした。

INFINITIVAL ABILITY

01.Infinity

02.Stroller

03.Prevision

04.Into Despair (Instrumental)

〈AA02-HG02〉　2002年発売

1,500円（税込）