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SCREAM ANGER LIVE at 名古屋ハートランド 2002.07.30(火)

6月のBLINDMANとの対バン以来の、約2ヶ月ぶりのLIVEだった。

今回のLIVEは、SCREAM ANGER主催の初イベントで、

対バンの顔ぶれも個性的で魅力的なバンドばかりで

充実した内容だった。

SCREAM ANGERの出番は、4番目のトリであった。

今回は、新曲ばかりで臨むLIVEということで、

非常に楽しみだった。


幕が上がり、SEが流れ演奏がスタート。

SEは、いつもと少し違った感じのもので、短いSEが終わると

MAKOさんの民族音楽的なギターの音が会場に響き渡る。

非常に幻想的なメロディで、音楽性の幅広さが伝わってくる。

ギターの音に続き、BASS・DRUMの音が入り、

KEIさんの歪んだギターの音が加わる。

この前奏を聴いているだけで、SAがいかに幅広い音楽性を持ち、

それをバンドとして消化しているかが伝わってくる。

前奏が終わり、DIEさんのボーカルが加わる。

いつも通りのすばらしい歌声だ。

BASSを弾きながら歌う姿もかっこいい。

この曲はギターソロはなかったが、それが自然な感じであった。


曲が終わると2曲目へ。

この曲は、5月のLIVEから演奏を聴くのは3回目でしたが、

MAKOさんとKEIさんのタイプの違うギタリストの

ぶつかり合いにより生まれるグルーブ感がいい感じの曲です。


曲が終わるとDIEさんの掛け声による、

いつもの「WE ARE SCREAM」に観客が

「ANGER」で応えるシーンでしたが、

MAKOさんから駄目だしをくらい、やり直すシーンがありました。

そして、3曲目へ。


曲の出だしのアルペジオから、今までにないタイプの曲で、

バラード調の展開からアメリカンロック的展開ありと、

聴き応えのある曲でした。

後半のディレイをきかせたギターのフレーズが、

曲を一層引き立てていました。

曲が終わると、4曲目へ。

前回のLIVEで演奏された短めのインスト曲で、

プログレ的な展開から次の曲への期待を高められました。

前回のLIVE後、KEIさんから、

このインストは以前ゲネプロで聴かせて戴けた

かっこいいリフの曲の前奏になるものだと聴いていたので、

この前奏を聴いた瞬間から非常に次の曲への期待が高まりました。

前奏のインストが終わると、かっこいいリフが会場に響き渡る。

以前ゲネプロで聴いた時は、ギターのリフだけを聴いたのですが、

今回聴いて、SA節のきいたすばらしい曲に仕上がっていました。

前奏から曲への繋がり方もいい感じで、

ギターソロもお二人のスーパーギタリストぶりが

発揮されており、とても良かったです。


曲が終わるとMCへ。次のLIVEの告知などがありました。

そして、ラストナンバー5曲目へ。

MAKOさんのカッティングで始まる曲で、

非常にノリの良いかっこいいナンバーでした。

曲が終わるとメンバーがステージを後に。

観客のアンコールの声に応え、メンバーが再びステージへ。


DIEさんの「何が聴きたい?」に、観客から「AFTER THE RAIN」

という声がありましたが、それは無理ということで、

DIEさんの「いつものいっとくか?」で演奏がスタート。

「いつもの」ということでしたが、演奏が始まったのは違う曲。

しかし、これはフェイントで、曲の途中で演奏が終了、本題の曲へ。


アンコール曲の6曲目、SAの代表曲「NEVER SAY DIE」

の演奏がスタート。この曲については、言うまでもなくいつも通りの

すばらしい演奏でした。

SAの曲の中では、最もMETALな曲で

ハモリのギターソロもばっちりでした。


今回のLIVEを見て、4人編成のSA、非常に良かったです。

メンバーの皆さんが、BASSを加入する予定はないと言っているのが

納得できました。DIEさんのBASSの上達ぶりは、本当に凄いです。

とても数ヶ月前に始めたばかりとは思えません。

どれだけ努力されているかが、伝わってきました。

新曲の数々を聴いていても、バンドの状態が

非常に良いのがわかりました。

今のメンバー4人それぞれの良い部分が曲や演奏に生かされていて、

本当にすばらしいLIVEでした。

HR・HM云々という話ではなく、4人が曲を作り演奏することで、

SCREAM ANGER以外の何ものでもない曲ができあがってくる。

今回のLIVEを見て、そう感じる事ができました。


秋にはアルバムが発売される予定ですが、

きっとすばらしいアルバムが完成すると思います。

アルバムの完成が、非常に楽しみです。

PS:今回のLIVEの1曲目の途中からKEIさんの右手が

MAKOさんのギターとぶつかるというトラブルがあり、

右手がしびれたまま演奏をされていたそうですが、

それを感じさせないすばらしい演奏でした。

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