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SCREAM ANGER LIVE at 名古屋ミュージックファーム 2001.12.18

前回のLIVEから1ヶ月、今回はトリでのLIVEだ。

今回のLIVEには深い主旨がありました。

アメリカのテロへの追悼です。

そういった意味合いもあり、

LIVEのスタートはDIEさんのアカペラからでした。

「Amazing Grace」

DIEさんの澄んだ歌声が会場に響き渡る。

情感のたっぷり込められた歌声が。

これだけの歌を歌えるボーカリストは、数多くはいないだろう。

特に名古屋では、DIEさんぐらいではないだろうか?


アカペラが終わると、次の曲へ。

「Good-For-Nothing-Man」

タイトル通りの曲で、作詞作曲は仲本さんによるものです。

今回のLIVEの主旨にピッタリの曲です。

「あなたの周りにもいませんか、自分の邪魔をしたり、

期待をしても裏切る人間が」という意味合いのある曲です。

前回のLIVEで聴いたときよりも、

バンドから余裕が感じられました。

噛みしめるように演奏するとでもいいますか、

かっこ良かったです。

間髪入れずに演奏されたのが、

「NEVER SAY DIE」

前回のLIVEで、メチャメチャ気に入っていた曲でした。

最初のギターのはもりから、ほんと良いです。

この曲は、コーラスのかっこよさもポイントです。

ギターソロ前に、リズムが変拍子になり、

仲本さんのたたみかける様なギターソロが襲ってきます。

気をつけないと、1発でノックアウトされますよ。

本当にかっこいい曲です。


そして、MCへ。

「今年ラストのLIVE、皆で盛り上がっていこうと思うので、

よろしく頼むぜー」と気合の入ったMCから次の曲

「As I Like Now」

この曲は大作で、並みの演奏力では演奏できないでしょう。

SCREAM ANGERの実力が如実に表されている曲です。

STEVEさんのドラミング、特筆ものです。ほんと凄いです。

途中で何度もリズムが変わり、すさまじい曲です。

出だしの歌、服部さんが歌ってたんですね。


そして、2度目のMCで「毎回のLIVEでの恒例の新曲をやっていくぜー」

から「これからのLIVEで、できない時もあるかもしれないが、

よろしく頼むぜー」と。

これには、「やだー」の声が。無理もないですよね。

やっぱり皆、期待してしまいますよ。

大変だと思いますが、「曲作り」頑張って下さい。

(でも無理はしないで下さいね。)


「新曲いこうかー」から「Thanks For You」へ。

ホワイトスネイクに通じるような、ブルース色のあるナンバーでした。

この曲のコーラスも、印象的で良かったです。

仲本さんの感情の込められたギターソロも、とても印象的でした。

タイトル通りの曲でした。

曲が終わると、またしても間髪入れず、大作

「1000s of Tears」

この曲も、今回のLIVEの主旨に沿った曲ということです。

仲本さんがテロ関係のNEWSを見ていて作られたそうです。

アレンジはSTEVEさんと一緒にされたそうです。

「いつも犠牲になるのは、指導者でなく関係のない民、市民で、

いったい、どれだけの涙を流せば、歴史は繰り返さないのか?」

と言う意味が込められているそうです。

DIEさんもMCで、おもいっきり詞の世界に入り込んで

歌ったと言ってました。

そういった経緯もあり、情感たっぷりに歌い上げられていました。

実に聴かせてくれる曲です。


そして、ラストナンバー「Keep Of The Faith」へ。

待ってましたテンポの良いハードな曲。一発で気に入りました。

やっぱりHRはこうでないと。

最初のギターのリフから壺に入りまくってました。最高です。

コーラスといい、ギターソロ前の変拍子といい、聴き所も満載。

途中のコーラスパートでは、DIEさんが観客を煽って観客と

コーラスの掛け合いをするシーンもありました。

「I Never Get Back」の叫びが会場内に響き渡りました。

惜しまれつつも本編が終了。


当然の如くアンコールの声が。

その声に答えてメンバーが再び登場。

曲は決まってますよね。やっぱり、これでしょう。

「Honey Seduction」

デモCDに、あたかもアンコールの様に収録されている曲です。

ノリノリのシンプルなHRです。

みんなで一緒に歌える爽快なナンバーです。

服部さんのコーラスが特に力が入っている様に感じたのは

自分だけだろうか?

DIEさんのハイトーンも凄い!


あっという間のすばらしいLIVEでした。

前回のLIVEよりも、全体的に余裕が感じられました。

ハートランドに比べると、ステージが狭いせいか、

ちょっと窮屈そうではありましたが。

次のLIVEが本当に楽しみです。

次のLIVEは来年1月18日に名古屋ミュージックファームで

決定ということです。

2月には、新たなる展開も?

年明け最初のLIVEは、SCREAM ANGERで決まりです。

皆さん、LIVE会場で会いましょう!


☆今回のレポを作成するにあたり、

仲本さんに曲名・エピソードなどについて、ご協力戴きました。

この場でお礼を申し上げさせて戴きます。

本当にありがとうございました。



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