SCREAM ANGER LIVE at 名古屋ﾐｭｰｼﾞｯｸﾌｧｰﾑ 2002.01.18

名古屋が誇るSCREAM　ANGERの２００２年最初のLIVEだった。

前回のLIVEから、ちょうど１ヶ月。

今回は諸事情もあり、３バンド中の２番目の出演だった。

会場内も、いい感じで人が入っており、

バンドに対する期待の大きさが表れていた。

最初のバンドの演奏が終わり、いよいよSCREAM ANGERの出番が。

仲本さんのギターのイントロから演奏がスタート。

１曲目は予告どおり、「KEEP　OF　THE　FAITH」で幕が上がる。

かっこいいギターのリフで始まる曲だ。

１曲目から心地よいバンドサウンドが会場一杯に響き渡る。

サビの部分の観客との掛け合いもバッチリ決まっていた。

「I　NEVER　GET　BACK～」、すばらしいフレーズです。

間髪いれず、２曲目「BIG　MOUTH」へ。

ノリの良いナンバーだ。途中、服部さんのベースソロもありました。

ベースとギターのユニゾンのフレーズもかっこいいです。

サビが印象的な曲でした。

１・２曲目は作詞・作曲ともに仲本さんで、

１曲目はご自身の信念について、

２曲目は、周りを見回すと必ず一人はいるであろう？

ナルシストで勘違いの多いホラ吹きさんについてです。

（歌詞の１番が男性で、２番目が女性について）

２曲演奏が終わったところで、

恒例のDIEさんの「WE　ARE　SCREAM」に観客が

「ANGER」で応える。

そして３曲目、「FEELING　OF　ALL」へ。

作詞がDIEさんで作曲が仲本さんの曲です。

フラメンコ調のギターのイントロで始まる曲だ。

ミディアムテンポの曲で、DIEさんと服部さんの掛け合いの

ボーカルが印象的なナンバーだ。

スペイン民謡に影響された曲で、内容は、

物事の全てを受け入れて、考え行動するとの事です。

LIVEでのリクエストが１番多かった曲とのことです。

曲が終わるとMCへ。

DIEさんの「オーライ、今日はみんな、何を見に来た！」、

「HARD　ROCKを見にきたんだよね？」

「もっともっと体を動かして、もっともっと声を出してみんな

盛り上がって帰ろうぜ！」から、

DIEさんの変幻自在の声色？による観客との掛け合いへ。

「これについて行けたらSCREAM　ANGERの歌が歌える」

というくらいの変幻自在ぶりでした。

そして、「みんな速い曲、聴きたいかー」から

４曲目の「I　LIVE」へ。

作詞がDIEさん・仲本さん・服部さんで、作曲が仲本さんの曲です。

仲本さんのカッティングが新鮮な感じで、

コーラスもかっこ良かったです。

曲の内容は、シャッフルで展開の多い曲です。

プログレ的なアプローチに、中間部のインストパートは

色々な民族音楽の影響が入っており、

歌詞の内容は、人生観についてとのことです。

曲が終わると、間髪入れずにきました。皆が待ってる曲、そうです

５曲目、「NEVER　SAY　DIE」へ。

この曲の時が、やはり１番盛り上がりました。

SCREAM　ANGERを代表する最高のナンバーです。

イントロのギターのはもりに、サビのコーラス・ギターソロといい、

LIVEでは絶対に外せない曲ですね。

曲が終わるとMCへ。物販の宣伝とホームページのリニューアルが

遅れているお詫びがありました。

今月中には何とかなるそうです。そして、DIEさんの

「おもいっきり声出して、おもいっきり首振れよ」から

６曲目のラストナンバー

「GOOD－FOR－A－NOTHING－MAN」へ。

昨年のアメリカのテロについて歌った曲です。

ノリの良いグルーブ感たっぷりのナンバーで、

サビのコーラスもすばらしいです。

以上が当日のLIVEの流れでした。ここから感想・私見を書きます。

最初に、本当にすばらしいLIVEでした。

見る度に良くなっているといいますか。

前回のLIVE後にBBSに書き込まれていた、

するどい指摘もかなり克服されており、

メンバーの方々がいかに真剣に音楽に取り組まれているか、

よくわかります。アマチュアの域は完全に越えていますね。

これだけのクオリティ・バンドとしての一体感をだせている

バンドは、名古屋には間違いなくいないでしょう。

全国レベルです。１年前の今ごろのことを思うと、

本当に信じられないくらい嬉しい状況です。

歌メロ・サビや決めのフレーズなど、

曲のクオリティも非常に高いです。

本当に今後の展開が楽しみなバンドです。

久々に全国に向けて、名古屋発・正統派HMバンドが

誕生する予感がします。